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貿易事務って何?!簡単に教えて☆

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名前の通り、貿易(輸出入)に関わる企業で働く事務職のことで、特徴は、他の事務職よりも専門性が高いというところです。

 

専門知識と語学力を駆使して、貿易実務を行います。

 

社内の書類作成や申請手続きを行うのですが、他の事務職と違うのは、サポートという形ではなく、輸出入の最前線のお仕事をしているというところです。

 

国内で行われる商品やサービスの取引に比べ、海外での取引はリスクが伴います。

 

例えば、商品の納品や、代金の支払いがうまくいかなかったり、移動距離が長いので、移動中の事故のリスクも高まります。

 

その万が一に備えるため、様々な種類の書類という形に残す必要があります。そうすることにより、無駄なトラブルを防ぐ、予防線にもなるのです。

 

書類には、どのような種類があるのでしょうか。代表的なものを紹介します。
インボイス(invoice・商業送り状)…輸出する物品に関する情報や支払い方法が記載されている
・パッキングリスト(packing list・梱包明細書)…輸出する貨物の情報が記載されている
船荷証券(B/L Bill of Lading)…貨物の引き渡しに必要な書類
これら3つが代表的な書類で、その他、「信用状(L/C Letter of Credit)「為替手形(Bill of Exchange)」といったように様々な書類が存在しています。

 

これだけ聞いていれば他の事務職とは違い、「何か資格がいるのか」「かなりの高いスキルを求められるのではないか」とお思いでしょうが、特別な資格は必要ありません。

 

ですが、貿易関係ですので、英語の読解力や会話力が求められ、TOEICで600点ほど取っていれば問題ないと言えます。

 

さらには、日照ビジネス英語検定3〜1級、貿易実務検定C〜A級、通関士の資格があると有効です。


自分の持っている英語スキルをいかしたい!という方や、貿易に携わる仕事がしたい!という方には、とてもオススメの事務職だと思います。